そんな方に、freee人事労務の料金体系と、各プランの特徴、どういった方にオススメかをご紹介します。
是非、参考にしてください。
まず、freee人事労務の基本の料金体系についてご説明します。
freee人事労務には4つの基本プランがあり、各プランの料金(従業員5名まで含む)は以下の通りです。
支払方法は月払いと年払いを選ぶことができ、年払いの方が1ヶ月あたり600円〜1,650円安く利用できます。
従業員が6名以上の場合には、1名ごとに追加従業員料金が発生します。
なお追加料金の対象となるのは、0円を超える給与計算を行う従業員のみです。freee人事労務で給与計算を行わない従業員を追加しても追加料金は発生しません。
| プラン | 月払い(税抜) | 年払い(税抜) | 追加従業員料金(税抜) ※月払い・年払い共通 ※6名以降1名ごと/月 |
| ミニマム | 2,600円 | 24,000円 (月換算 2,000円) | 400円 |
| スターター | 3,900円 | 36,000円 (月換算 3,000円) | 600円 |
| スタンダード | 5,200円 | 48,000円 (月換算 4,000円) | 800円 |
| アドバンス | 7,150円 | 66,000円 (月換算 5,500円) | 1,100円 |
詳しくはこちらのページをご参照ください。
▼freeeヘルプセンター:freee人事労務のプラン・料金について
給与計算を行う人数が増えた場合は、給与明細を確定する前に、freeeアカウント管理上で契約している従業員数を増やす必要があります。
契約人数を超えて給与明細を確定しようとすると、エラーメッセージが表示されて確定することができません。
以下ヘルプページの手順に沿って、従業員数を変更しましょう。
▼freeeヘルプセンター:freeeの契約管理を行う「freee人事労務」
追加従業員分の料金は、年払いと月払いで計算が異なります。
年払いの場合は変更日からの日数分が請求されますが、月払いの場合は日割りではなく月割りでの計算になります。
詳細は以下のヘルプページをご確認ください。
退職や休職などで給与計算を行う従業員が減った場合には、従業員数の追加時と同様に、freeeアカウント管理上で従業員数を変更する必要があります。
詳しい操作方法はこちらをご確認ください。
契約している従業員数を減らす場合、変更日の直近の次回お支払い日から変更後の契約内容が適用されます。
続いて、各プランの概要と特徴、どのような方にオススメかについてご説明します。
こんな方にオススメ!
ミニマムプランは、一番手軽に使えるプランで、シンプルな給与計算を行いたい方にオススメです。
給与明細の発行はもちろん、
など、主要な書類の作成に対応しています。
一方、入退社時に提出が必要な社会保険や雇用保険の書類作成は、スタータープラン以上の機能になります。
ミニマムプランで対応している帳票について、詳しくはこちらをご参照ください。
▼freeeヘルプセンター:freee人事労務で作成できる書類・行える手続
こんな方にオススメ!
スタータープランからは、様々な勤務形態に対応した給与計算が可能となります。
以下のいずれかの働き方がある場合は、スタータープラン以上が必須です。
また、スタータープランからは、社員がfreeeに入社時や年末調整時に自身の情報を入力することが可能になり、労務担当者の入力の手間を大幅に削減できます。
freee会計で経費申請した内容を給与明細に連携できる機能を利用することで、経費精算の手間も削減できます。
そして、労務関連書類についても作成や提出が格段に便利になります。
ミニマムプランで作成可能な書類に加え、スタータープランでは、入社時や退社時に提出が必要な下記の書類を作成できます。
さらに、法人事業所の場合には、 gBizIDを取得することで、freee人事労務の画面上から「マイナポータル」または「e-Gov」を通じて各種書類の電子申請ができます。
詳しくはこちらをご参照ください。
▼freeeヘルプセンター:freee人事労務で作成できる書類・行える手続
▼freeeヘルプセンター:freee人事労務から各種書類の電子申請を行う
ミニマムプランでは対応しきれない勤務形態がある。
労務関係手続きにかかる時間を短縮したい。
そんな方には、スタータープランをおすすめします。
こんな方にオススメ!
スタンダードプランからは、勤怠に関する機能が充実します。
freee人事労務で勤怠管理を完結させたい方は、このプランを選ぶとよいでしょう。
勤怠打刻に加え、勤怠ワーフクローにも対応しているので、有給休暇・遅刻早退・打刻漏れなどを従業員が申請し、管理者が承認することで、勤怠に反映させることができます。
▼freeeヘルプセンター:勤怠ワークフロー – 申請を行う
▼freeeヘルプセンター:勤怠ワークフロー – 承認を行う
さらに、固定時間制、変形労働時間制の場合に限りますが、従業員の勤怠状況を自動でチェックする「勤怠アラート機能」も利用することができます。
アラートが届くことにより、勤怠の入力誤り等のチェックをスムーズに行う事ができます。
勤怠アラート機能の詳しい使い方については、こちらをご覧ください。
そのほか、有給休暇の自動付与や変動手当の付与にも柔軟に対応し、勤怠管理・給与計算に必要な機能はほぼすべて備えているプランです。
こんな方にオススメ!
アドバンスプランでは、人事管理とセキュリティに対応した機能が追加されています。
従業員の住所や通勤経路などの身上変更があった場合に、freee人事労務上で申請・承認を行うことができるようになります。
▼freeeヘルプセンター:身上変更ワークフロー – 申請を行う
▼freeeヘルプセンター:身上変更ワークフロー – 承認を行う
また、セキュリティ強化の観点からログイン時の2段階認証必須化・IPアドレス制限を行うことも可能です。
▼freeeヘルプセンター:事業所ごとに二要素認証を必須化する
従業員が増えてくると給与計算結果のチェックも大変になりますが、アドバンスプランでは各従業員の従業員情報や数値の前月との比較を「前月比更新レポート」で確認することができ、チェックの手間を軽減することができます。
チェック機能について、詳しくはこちらをご確認下さい。
▼freeeヘルプセンター:各従業員の給与計算設定の前月との変更差分を確認する
freee人事労務の各プランについてご説明しました。
どのプランが最適かイメージできたでしょうか?
自社の勤務形態に対応するのはどのプランなのか、freee人事労務で行いたい業務範囲をカバーできるのはどのプランなのか、という観点で考えると、プラン選びもその後の導入もスムーズに進みます。
freee人事労務は30日間無料で試すことができますので、導入前に試してみるのもよいでしょう。
エスアンドシーではfreee人事労務の導入サポートも行っています。ぜひ一度ご相談ください。